仕様と施工

シート防水工法の仕様

「公共建築改修工事標準仕様書」

合成高分子系ルーフィングシート防水


改修工法の種類及び工程

 防水改修工法の種類は、表1により、適用は特記による。工程は、特記された種類に応じて、○印のある工程を行う。

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表1 防水改修工法の種類及び工程
(既存防水層が保護アスファルト防水で保護層(平場)を撤去する場合)
  工法の種類
工程 P1B工法 P1BI工法 P2A工法 P2AI工法
既存保護層(立上り部等)撤去
既存保護層(平場)撤去*4
既存防水層(立上り部等)撤去
既存防水層(平場)
既存下地の処理
防水層の新設
断熱材の新設
保護層の新設


表1 防水改修工法の種類及び工程
(既存防水層が保護アスファルト防水で保護層(平場)を撤去しない場合)
  工法の種類
工程 P0AS工法 P0ASI工法 P0D工法 P0DI工法 P0S工法 P0SI工法 P0X工法
(接着) (機械) (接着) (機械)
既存保護層(立上り部等)撤去*1
既存防水層(立上り部等)撤去*1
既存下地の処理
防水層の新設
断熱材の新設


表1 防水改修工法の種類及び工程
(既存防水層が露出アスファルト防水で防水層(平場)を撤去する場合)
  工法の種類
工程 M3AS工法 M3ASI工法 M3D工法 M3DI工法
既存防水層(立上り部等)撤去
既存防水層(平場)撤去*4
既存下地の処理
防水層の新設
断熱材の新設
保護層の新設


表1 防水改修工法の種類及び工程
(既存防水層が露出アスファルト防水で防水層(平場)を撤去しない場合)
  工法の種類
工程 M4AS工法 M4ASI工法 M4C工法 M4DI工法 M4S工法 M4SI工法
既存防水層(立上り部等)撤去 ○*1 ○*1
既存下地の処理
防水層の新設
断熱材の新設


表1 防水改修工法の種類及び工程
(既存防水層が合成高分子シート防水の場合)
  工法の種類
工程 S3S工法 S3SI工法 S4S工法 S4SI工法
(接着) (機械) (接着) (機械)
既存防水層(立上り部等)撤去*1 ○*1 ○*1
既存防水層(平場)撤去*4
既存下地の処理
防水層の新設
断熱材の新設


表1 防水改修工法の種類及び工程(塗膜防水の場合場合)
  工法の種類
工程 L4X工法
既存下地の処理
防水層の新設


表1 防水改修工法の種類及び工程(屋内防水場合)
  工法の種類
工程 P1E工法 P2E工法 P1Y工法 P2Y工法 P1S工法
既存保護層(立上り部等)撤去*2
既存保護層(平場)撤去*2
既存防水層(立上り部等)撤去
既存防水層(平場)撤去*4
既存下地の処理
防水層の新設
保護層の新設


(注)1.
立上り部等の既存防水層及び保護層の撤去を行わない場合は、特記による。
2.
屋内防水で、既存保護層がない場合は、省略する。
3.
屋内防水で、新規防水工法にて保護層を新設する場合は、特記による。
4.
既存が断熱工法の場合は、既存断熱材とも撤去する。
5.
改修工法名称の表示内容は、次による。
(1)
分類
○ △ □工法
○:新規防水工法の種別による区分
△:既存の保護層及び防水層の撤去・非撤去による区分
□:既存防水工法による区分

(2)
既存防水工法による区分
P - 保護アスファルト・改質アスファルト防水工法(断熱工法を含む)
M - 露出アスファルト・改質アスファルト防水工法(断熱工法を含む)
S - 合成高分子系ルーフィングシート防水工法(断熱工法を含む)
L - ウレタン系塗膜防水工法

(3)
既存の保護層及び防水層の撤去・非撤去による区分
1 - 保護層及び防水層撤去
2 - 保護層撤去及び防水層非撤去(立上り部等は、撤去)
3 - 露出防水層撤去
4 - 露出防水層非撤去(立上り部等は、表1による)
0 - 保護層及び防水層非撤去(立上等は、表1による)

(4)
新規防水工法の種別による区分
A   - 屋根保護防水密着工法
B   - 屋根保護防水絶縁工法
AI  - 屋根保護防水密着断熱工法
BI  - 屋根保護防水絶縁断熱工法
C   - 屋根露出防水密着工法
D   - 屋根露出防水絶縁工法
DI  - 屋根露出防水断熱工法
AS  - 改質アスファルトシート防水工法
ASI - 改質アスファルトシート防水断熱工法
S   - 合成高分子系ルーフィングシート防水工法
SI  - 合成高分子系ルーフィングシート防水断熱工法
X   - ウレタン系塗膜防水工法
E   - 屋内防水密着工法
Y   - ゴムアスファルト系塗膜防水工法

1.一般事項

 この節は、新設する防水層に合成高分子系ルーフィングシート(均質シート又は複合シート)(以下この節において「ルーフィングシート」という。)を用いて施工する防水に適用する。

2.材料

(1)
ルーフィングシートは、JIS A 6008(合成高分子系ルーフィングシート)により、種類及び厚さは特記による。特記がなければ、表2、3及び表4による。
なお、粘着層付又は接着剤付加硫ゴム系ルーフィングシートの粘着層は、強風による飛散、浮き等が生じないための負圧抵抗性能を有し、ルーフィングシート製造所の指定する製品とする。
(2)
絶縁用シート及び可塑剤移行防止用シートの材質は、特記による。特記がなければ、発泡ポリエチレンシートとする。
(3)
その他の材料
(ア)
プライマー、層間接着用プライマー、増張り用シート、成形役物、接着剤、シール材、絶縁用テープ、防湿用フィルム、成形緩衝材等は、ルーフィングシート製造所の指定する製品とする。
(イ)
固定金具の材質、形状及び寸法は、特記による。特記がなければ、防錆処理した鋼板、ステンレス鋼板及びそれらの鋼板の片面又は両面に樹脂を積層加工したもので、厚さ0.4mm以上のものとする。
(ウ)
押え金物の材質、形状及び寸法は、ルーフィングシートの製造所の指定する製品とする。
(エ)
断熱工法に用いる断熱材の材質及び厚さは、次による。
(a)
機械的固定工法の場合は JIS A 9521(建築用断熱材)に基づく発泡プラスチック断熱材とし、種類及び厚さは特記による。ただし、硬質ウレタンフォーム断熱材2種1号又は2号の場合は、透湿係数を除く JIS A 9521 の規格に準ずるものとし、ポリエチレンフォーム断熱材は適用しない。
(b)
接着工法の場合は、(ⅰ)①から④までに示すもののほか、JIS A 9521 (建築用断熱材)によるポリエチレンフォ-ム断熱材の密度及び熱伝導率の規格に適合するもの又はJIS A 9511 (発泡プラスチック保温材)によるA種ポリエチレンフォ-ム保温材の密度及び熱伝導率の規格に適合するものとする。
(c)
屋内保護密着工法の保護モルタルの調合は、表 3.3.2 による。

3.種別及び工程

(1)
P0S工法、P0SI工法、S4S工法及びS4SI工法は、次による。
(ア)
新規防水層の種別及び工程は表 2 及び表 3 とし、種別は特記による。ただし、S4S工法及びS4SI工法で既存防水層を撤去せず新規防水層に塩化ビニル樹脂系ルーフィングシートを用いる場合は、原則として、機械的固定工法とする。
(イ)
接着工法の場合、脱気装置の種類及び設置数量は、特記による。特記がなければ、ルーフィングシートの製造所の仕様による。
(2)
S3S及びS3SI工法は、次による。
(ア)
新規防水層の種別及び工程は表 1 の S-F1 及びS-F2 並びに表 2 の SI-F1 及び SI-F2 により、種別は特記による。
(イ)
脱気装置の種類及び設置数量は、特記による。特記がなければ、ルーフィングシートの製造所の指定とする。
(3)
M4S及びM4SI工法は、次による。
新規防水層の種別及び工程は表 2の S-M1 及び S-M2 並びに表 2 の SI-M1 及び SI-M2 により、種別は特記による。
(4)
P1S工法は、次による。
新規防水層の種別及び工程は、表 3 による。ただし、ALCパネル下地及びプレキャストコンクリート下地には適用しない。

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表2 合成高分子ルーフィングシート防水の工法の種別及び工程
工法 接着工法 機械的固定工法
種別 S-F1 S-F2 S-M1 S-M2
工程 材料・工法 使用量
(kg/㎡)
材料・工法 使用量
(kg/㎡)
材料・工法 使用量
(kg/㎡)
材料・工法 使用量
(kg/㎡)
1 プライマー塗り 0.2
(0.3)(注)1
プライマー塗り
(0.3)(注)1


2 接着剤塗布 0.4(注)4 接着剤塗布 0.4 絶縁用シート敷設 絶縁用シート敷設
3 加硫ゴム系ルーフィングシート(1.2mm)張付け 塩化ビニル樹脂系ルーフィングシート(2.0mm)張付け 加硫ゴム系ルーフィングシート(1.5mm)の固定金具による固定 塩化ビニル樹脂系ルーフィングシート(1.5mm)の固定金具による固定
4 仕上塗料塗り(注)6 仕上塗料塗り(注)6
(注)1.
ALCパネル下地の場合は、機械的固定工法は適用しない。
2.
ALCパネル下地の場合は、工程1のプライマー使用量を( )内とする。
3.
S4S工法で既存防水層の表面に層間接着用プライマーを塗布した場合は、工程1を省略する。
4.
S-F1 の場合で粘着層付又は接着剤付加硫ゴム系ルーフィングシートを使用する場合は、工程2の接着剤の使用量は製造所の仕様による。
5.
S-F2 及び S-M2 で特記により軽歩行仕様とする場合は、ルーフィングシートの厚みは 2.0mm とする。
6.
S-F1 及び S-M1 の場合、仕上塗料の種類及び使用量は、特記による。特記がなければ、非歩行仕様とし、使用量はルーフィングシートの製造所の仕様による。

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表3 合成高分子ルーフィングシート防水(断熱工法)の工法、種別及び工程
工法 接着工法 機械的固定工法
種別 SI-F1 SI-F2 SI-M1 SI-M2
工程 材料・工法 使用量
(kg/㎡)
材料・工法 使用量
(kg/㎡)
材料・工法 使用量
(kg/㎡)
材料・工法 使用量
(kg/㎡)
1 プライマー塗り 0.2
(0.3)(注)2
プライマー塗り
(0.3)(注)2


2 接着剤/断熱材 接着剤/断熱材 断熱材(注)4 断熱材(注)4
3 接着剤塗布 0.4(注)8 接着剤塗布 0.4 可塑剤移行 防止用シート敷設(注)\7
4 加硫ゴム系ルーフィングシート(1.2mm)張付け 塩化ビニル樹脂系ルーフィングシート(1.5mm)張付け 加硫ゴム系ルーフィングシート(1.5mm)の固定金具による固定 塩化ビニル樹脂系ルーフィングシート(1.5mm)の固定金具による固定
5 仕上塗料塗り(注)9 仕上塗料塗り(注)9
(注)1.
ALCパネル下地の場合は、機械的固定工法は適用しない。
2.
ALCパネル下地の場合は、工程1のプライマー使用量を( )内とする。
3.
S4SI工法で既存防水層の表面に層間接着用プライマーを塗布した場合は、工程1を省略する。
4.
SI-M1 及び SI-M2 の場合、防湿用のフィルムの設置は、特記による。
5.
工程2の断熱材張付けに用いる接着剤の使用量は、ルーフィングシートの製造所の仕様による。
6.
断熱材は、立上り際でルーフィングシートの製造所の仕様により固定する。
7.
SI-M2 の場合で、断熱材が硬質ウレタンフォーム断熱材を用いる場合は、工程3を行わない。
8.
SI-F1 の場合で粘着層付又は接着剤付加硫ゴム系ルーフィングシートを使用する場合、工程3の接着剤の使用量は、製造所の仕様による。
9.
仕上塗料の種類及び使用量は、特記による。特記がなければ、使用量は、ルーフィングシートの製造所の仕様による。

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表4 合成高分子系ルーフィングシート防水工法(屋内保護密着工法)の種別及び工程
工法 屋内保護密着工法
種別 S-C1(注)1
工程 材料・工法 使用量
(kg/㎡)
1 プライマー塗り 0.3
2 接着剤(ポリマーセメントペースト)
塗布
5.0
3 エチレン酢酸ビニル樹脂系
ルーフィングシート(1.0mm)張付け
4 モルタル塗り (注)2
(注)1.
S-C1 については、屋内防水に適用する。
2.
工程4 のモルタルの塗り厚さは、特記による。

4.施工

(1)
防水層の下地は、次による。
(ア)
防水層の下地は、3.2.6 による。
(イ)
ルーフドレン、配管等に施されている塗料で、プライマー及び接着剤で溶解するおそれのあるものは、ルーフィングシートの張付けに先立ち、ワイヤーブラシ、溶剤を含ませたウエス等を用いて除去する。
(2)
プライマー塗りは、次による。
(ア)
下地が十分乾燥した後に、清掃を行う。
(イ)
接着工法の場合は、ローラーばけ等を用いて当日の施工範囲をむらなく塗布する。
(ウ)
屋内保護密着工法の場合は、左官ばけを用いて当日の施工範囲にむらなく塗布する。
(3)
接着剤の塗布は、次による。
(ア)
接着工法で下地に塗布する場合は、プライマーの乾燥後、ローラーばけ、くしベら等を用いてむらなく行う。
(イ)
接着工法でルーフィングシート又は断熱材に塗布する場合は、ローラーばけ、くしべら等を用いる。
(ウ)
屋内保護密着工法の場合は、プライマーの乾燥後、金ごて等を用いて下地にむらなく塗布する。
(4)
接着工法の場合、目地処理は、次による。
(ア)
既存防水層を撤去したALCパネル下地の場合は、ルーフィングシート張付けに先立ち、パネル短辺の接合部の目地部に幅 50mm 程度の絶縁用テープを張り付ける。
(イ)
プレキャストコンクリート下地の場合は、特記による。
(5)
増張り及び成形役物は、次による。
(ア)
立上り部の出入隅角の補強は、次による。
(a)
種別 S-F1、SI-F1、S-M1 又は SI-M1 の場合は、ルーフィングシート張付けに先立ち、 200mm 角程度の増張り用シートを張り付ける。
(b)
種別 S-F2、SI-F2、S-M2 又は SI-M2 の場合は、ルーフィングシート施工後に、成形役物を張り付ける。
(c)
種別 S-C1 の場合は、ルーフィングシート張付けに先立ち、成形役物又は 200mm 角程度の増張り用シートを張り付ける。
(イ)
種別 S-F1 又は SI-F1 の場合のプレキャストコンクリート下地の入隅部の増張りは、特記による。
(ウ)
種別 S-F1、SI-F1、S-M1 又は SI-M1 の場合、ルーフドレン、配管等と周囲の防水下地材との取合いは、ルーフィングシートの張付けに先立ち、次の処理を行う。
(a)
ルーフドレン回りは、幅 150mm 程度の増張り用シートをドレンと下地面に割り振り、ルーフドレンのつばには増張り用シートを 100mm 程度張り掛け、張り付ける。
(b)
配管回りは、幅100mm 程度の増張り用シートを下地面に30mm 程度張り掛け、張り付ける。
(エ)
種別 S-C1 の場合、排水器具、配管等と周囲の防水下地材との取合いは、ルーフィングシートの張付けに先立ち、次の処理を行う。
(a)
排水器具回りは、幅 250mm 程度の増張り用シートを排水器具のつばと下地面に割り振り、排水器具のつばに 100mm 程度、その残りをスラブ面に張り掛け、張り付ける。
(b)
配管回りは、幅 250 ㎜程度の増張り用シートを配管回りの下地面に張り付け後、幅 80㎜程度の増張り用シートを下地面に 30 ㎜程度張り掛け、張り付ける。
(6)
一般部のルーフィングシートの張付けは、次による。
(ア)
接着工法の場合は、塗布した接着剤のオープンタイムを確認して、ルーフィングシートに引張りを与えないよう、また、しわが生じないように張り付け、ローラー等で転圧して接着させる。
(イ)
機械的固定工法の場合は、次による。
(a)
建築基準法に基づく風圧力に対応した工法は、特記による。
(b)
ルーフィングシートは、(a)に基づき、固定金具を用いて固定する。ルーフドレン回りは、ルーフドレン周囲から300mm程度の位置に固定金具を設けて、これにルーフィングシートを固定する。ただし、種別S-M1及びS-M2の場合は絶縁用シート、種別 SI-M2 の場合は可塑剤移行防止用シートを敷き並べた後に、ルーフィングシートを固定する。
(ウ)
屋内保護密着工法の場合は、接着剤(ポリマーセメントペースト)の塗布後、直ちにルーフィングシートを張り付け、ローラー等で転圧して密着させる。
(エ)
ルーフィングシートの重ね幅等は、次による。
(a)
種別 S-F1、SI-F1、S-M1 又は SI-M1 の場合は、次による。
ルーフィングシートの重ね幅は、幅方向、長手方向とも 100mm 以上とする。ただし、立上りと平場の重ね幅並びにS-M1 又はSI-M1 において接合部内に固定金具を設ける場合の重ね幅は、150mm 以上とする。ルーフィングシートが3枚重ねとなる部分は、内部の段差部分に不定形シール材を充填する。
(b)
種別 S-F2、SI-F2、S-M2 又は SI-M2 の場合は、次による。
ルーフィングシートの重ね幅は、幅方向、長手方向とも 40mm 以上とする。接合部は、熱風融着又は溶剤溶着により接合し、その端部を液状シール材でシールする。ルーフィングシートが3枚重ねとなる部分は、熱風融着して重ね部の隙間をなくす。
(c)
種別 S-C1 の場合は、次による。
ルーフィングシートの重ね幅は、幅方向、長手方向とも 100 ㎜以上とする。ルーフィングシートが3枚重ねとなる部分等に、浮きが生じないように接着剤(ポリマーセメントペースト)を隙間なく充填する。
(7)
立上り部の防水末端部の処理は、次による。
(ア)
立上り部を接着工法で施工する場合はその端部にテープ状シール材を張り付けた後にル ーフィングシートを張り付け、末端部は押え金物で固定した上に、不定形シール材を充填する。
(イ)
立上り部を機械的固定工法で施工する場合はその端部にテープ状シール材を張り付けた 後に固定金具を固定し、種別 S-M2 又は SI-M2 の場合はルーフィングシートを固定金具に対して、溶剤溶着又は熱風融着により張り付け、末端部には不定形シール材を充填する。
(ウ)
立上り部を屋内保護密着工法で施工する場合は、接着剤(ポリマーセメントペースト)塗布後、ローラー等で転圧し、ルーフィングシートを張り付け、はみ出したポリマーセメントペーストを端部に覆い被せる。末端部には、押え金物は使用しない。
(8)
仕上塗料塗りは、ルーフィングシートを張り付けた後、ローラーばけ等を用いて、むらなく塗り付ける。
(9)
断熱材の張付けは、次による。
(ア)
接着工法の場合は、下地に断熱材を隙間なく接着剤で張り付け、ローラー等で転圧して密着させた後、ルーフィングシートを張り付ける。
(イ)
機械的固定工法の場合は、下地に断熱材を隙間なく敷き詰め、ルーフィングシートの製造所の仕様により固定金具で固定する。
(10)
保護層の施工は、次による。
(ア)
平場の保護モルタル塗りは、次による。
(a)
床塗りの場合は、6.15.6[工法](2)の(イ)及び(ウ)に準ずる。
(b)
タイル張り下地等の下地モルタル塗りの場合は、6.15.6(3)(ア)に準ずる。
(イ)
立上り部の保護モルタル塗厚は、特記による。
(11)
(1)から(10)まで以外は、ルーフィングシートの製造所の仕様による。